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金融大手シティグループのレイ・マクガイア副会長(63)は15日、2021年11月に予定されている次期ニューヨーク市長選への出馬を目指し、辞職すると発表した。ウォール・ストリート・ジャーナルが同日、報じた。
オハイオ州出身の同氏は、シングルマザーの母と祖父母により育てられ、奨学金とローンによりコネチカットの寄宿学校に通った後、ハーバード大学に入学。法科大学院とビジネススクールを卒業している。同氏は、金融街でもっとも高い地位につく黒人役員の1人とされ、2005年に同グループに入社して以来、グローバル企業および投資銀行の責任者を務めた後、同グループの副会長に就任した。
民主党予備選で初の出馬となる同氏は、新型コロナウイルスの影響で1970年代以来最大の財政危機に直面している市で、「成長を促進し、経済を復活させ、最高の人材を引き付け、この都市を機能させる方法を知っているビジョンを持った最高責任者が必要」と訴え、同氏のビジネスに対する洞察力が市にとって高い価値を持つと主張した。予備選は従来9月に実施されるが、来年は6月に行われる。民主党からは他にも、スコット・ストリンガー市会計監査官、ブルックリン区のエリック・アダムス区長、貧困対策の非営利団体の元代表、ダイアン・モラレス氏、ブルックリン区の市会議員カルロス・メンチャカ氏などが候補として名を連ねている。
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