パレスチナ支援者320人を逮捕 朝のラッシュアワーに交通妨害

 

パレスチナ支援者320人を逮捕

朝のラッシュアワーに交通妨害

 

8日、ウイリアムズバーグ橋で交通を遮断するパレスチナ支持者(CITIZENよりスクリーンショット)

 

パレスチナ支援者が8日朝のラッシュアワー時に、ニューヨーク市内の橋やトンネル4カ所で2時間以上にわたり交通を妨害した。ニューヨーク市警(NYPD)とポート・オーソリティー(PA)警察は少なくとも320人を逮捕したと発表。逮捕者数は増える可能性がある。

この日、1000人以上がまずローアーマンハッタンのシティホール公園に集結。その後、4つのグループに分かれ、ブルックリン橋、マンハッタン橋、ウイリアムズバーグ橋、ホーランドトンネルまで行進した。参加者は「即時停戦を」「米国によるイスラエル軍事支援の中止を」と書かれたプラカードを持ち、「パレスチナ人を解放せよ」とシュプレヒコールを繰り返した。そして、橋やトンネルの出入り口付近で手をつなぎ、交通を遮断した。 

組織した「パレスチニアン・ユース・ムーブメント」のジャミール・マドバック氏(29)は「ガザ地区での集団虐殺に目を向けさせるのが狙い」と説明している。NYPDによるとこの抗議行動により、ソーホー、トライベッカ、金融街などで「深刻な交通渋滞」が発生。午前11時15分になって、やっと橋やトンネルの全レーンが再開したという。 

アダムズ市長は記者会見で「抗議をする権利は橋やトンネルの交通を止める権利を含まない」と批判。「市の流れを大きく妨げることなく平和的に抗議行動を実施して欲しい」と訴えた。(8日、CNN

 

 

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