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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官(70)が自身の入院をバイデン大統領に伝えていなかった問題で、入院先のウォルター・リード軍医療センターは9日、オースティン氏が前立腺がんのため昨年12月22日に手術を受けていたと明らかにした。早期発見で、予後は良好としている。今年1月1日の救急搬送は同手術による感染症を発症したためだとした。
オースティン氏は1日、痛みを訴えて同センターの集中治療室に入った。バイデン氏側には4日まで入院を伝えていなかった。ホワイトハウス高官によるとバイデン氏は病状を知らず、前立腺がんについて知ったのは9日になってからだった。
大統領が国防長官の居場所や健康状態を把握していなかったことになり、リスク管理が問題視されている。国防総省は、オースティン氏の主任スタッフがインフルエンザで休んでいたため、関係各所への連絡が遅れたと説明した。
ホワイトハウスは、閣僚が職務遂行できなくなった際の権限移譲に関する現行の手順を12日までに報告するよう各省庁へ求めた。