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共同通信
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【エルサレム共同】イスラエル軍は10日、地上侵攻するパレスチナ自治区ガザの中部マガジ難民キャンプで15以上のトンネルの縦穴を発見したと発表した。地上部隊はロケット弾発射機や無人機なども見つけ、ロケット弾製造に使用された装置を破壊したと説明した。いずれもイスラム組織ハマスが使用していたとみられる。9日は約150カ所の標的を攻撃した。
中東メディアによると、一連の攻撃で南部ラファでは少なくとも15人が死亡した。ほとんどは女性や子どもという。ガザ保健当局によると、戦闘によるガザ側死者は2万3210人。ガザ北部で制圧地域を広げたイスラエル軍は中部から南部への侵攻に軸足を移している。