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共同通信
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11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=145円台前半で取引された。
午後5時現在は前日比46銭円安ドル高の1ドル=145円39~41銭。ユーロは1円27銭円安ユーロ高の1ユーロ=159円63~67銭。
能登半島地震の影響などを受け、日銀が22、23日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を修正するのは難しいとの見方がやや意識された。米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測も後退し、日米の金利差拡大の思惑から円売りが広がった。
市場では「米経済の動向を見極めようと様子見姿勢が根強い」(外為ブローカー)との声があった。