4日付のCBSニュースによると、討論会も始まり、ますます加熱する米大統領選挙に便乗しようと、ニューヨーク市内の飲食店で候補者をイメージして作られた食品やメニューが登場し、話題を集めている。
中でも注目を浴びているのは、ブルックリン区発の自然派アイスクリーム店「アンプル・ヒルズ」のヒラリー・クリントン氏(民主党)とドナルド・トランプ氏(共和党)にちなんだ商品。「女性大統領」と名付けられたアイスは、クリントン氏自身が考案したレシピを参考にした、チリペッパー風味のチョコレート味。一方、トランプ氏のスローガン「米国を再び偉大にしよう」を冷やかした言葉を商品名にした「米国を再び(オレンジのように)凸凹にしよう」は、同店が普段使用しない合成着色料を使ったオレンジ味で、トランプ氏が提案するメキシコとの国境沿いの壁に見立てたチョコレートブラウニーが入っている。どちらも店頭販売と、オンラインでのセット販売も行っている。
そのほか市内には、両候補をイメージしたハンバーガーやカクテルを提供する飲食店も出てきており、11月8日の本選まで飲食業界でもこのブームは続きそうだ。