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共同通信
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2023年度に入学した私立大の学部生が初年度に支払った授業料平均額は95万9205円で、21年度より3.0%増えたことが12日、文部科学省調査で分かった。入学金と施設設備費は減少傾向にあるものの、授業料は増加が続いている。
入学金は24万806円(2.1%減)、施設設備費は16万5271円(8.3%減)だったため、授業料を加えた学生納付金は136万5281円と0.6%増。実験実習料2万8864円(16.2%減)などを含めた初年度の支払総額は0.4%減の147万7339円。
文科省は「光熱費の高騰などが影響して授業料は上昇したが、学生獲得のために総額は下がった」と分析した。