Published by
共同通信
共同通信
内閣府は12日、北方領土問題に関する世論調査の結果を発表した。ロシアが北方領土を不法占拠している現状を「知らない」と答えた人は35.0%で、方法が異なるため単純に比較できないが、2018年の前回比で3.7ポイント上昇した。年代別では18~29歳が47.0%、30~39歳が49.1%に上り、若年層の認知度の低さが目立った。
調査では「北方領土をロシアが不法占拠し続けている現状についてどの程度知っているか」と質問。「よく知っている」が10.0%、「ある程度知っている」が54.1%だった。調査は23年10~11月、18歳以上の3千人を対象に郵送で実施。回収率は54.1%だった。