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共同通信
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能登半島地震で甚大な被害が生じた石川県輪島市と珠洲市に関し、それぞれ市民の4割超が避難生活を余儀なくされている可能性があることが共同通信の集計で分かった。両市での住宅被害は県の集計でも全容が判明していない。13日で発生13日目となったが、多くの人が帰宅できない状況が続く。避難の長期化を踏まえ、県は災害関連死を防ごうと県内外への2次避難を推進している。
県が発表した死者数は13日午前9時時点で、災害関連死とした13人を含め215人。安否不明者は26人。
輪島市のホームページによると、2023年12月1日時点の人口は2万3192人。県の12日の発表で、輪島市が設置した避難所に滞在しているのは9524人だった。その全員が輪島市民だと単純に仮定すると避難割合は41%と算出。
珠洲市のホームページによると23年11月30日時点の人口は1万2610人で、市設置の避難所に5319人が滞在。避難割合は42%となった。両市を出て県内の別の避難所に入るなどした市民もおり、実際の割合はさらに高い可能性がある。