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共同通信
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石川県輪島市は13日、能登半島地震を受けて調整している全3市立中の生徒約400人の集団避難に関し、保護者への意向調査の結果、半数超の250人が避難に同意したと明らかにした。移動時期など調整を本格化させる。生徒を受け入れ予定の白山市の県立施設は、準備を急いだ。輪島市と同様に集団避難を検討する珠洲市と能登町も、意向調査などを進めた。
県が受け入れを想定しているのは、県南部の白山市の宿泊研修施設「白山青年の家」と「白山ろく少年自然の家」。輪島市はこの2カ所を滞在先として、他の2市町に先行して県と調整を進めている。
2カ所の施設では13日、生徒の食事を作る態勢確保や設備点検などが実施された。