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共同通信
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【台北共同】13日の台湾総統選と同時実施された立法委員(国会議員)選(議席113)で最大野党、国民党が52議席を獲得し、第1党となった。与党、民主進歩党(民進党)は過半数を維持できなかった上、第2党に転落した。総統選では民進党の頼清徳副総統が当選したが、政権安定のためには野党との協力が不可欠。法案や予算案の採決で、第三勢力の台湾民衆党の動向が鍵を握りそうだ。
民進党は立法院で現有62議席。国民党の37議席、台湾民衆党の5議席を上回り、単独で過半数を占めている。中央選挙委員会によると、民進党の議席は51議席まで減り、民衆党は8議席まで増やした。