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共同通信
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林芳正官房長官は15日の記者会見で、台湾総統選で与党、民主進歩党(民進党)の頼清徳氏が勝利したことを巡り「台湾は自由、民主主義、基本的人権、法の支配といった基本的価値を共有する極めて重要なパートナーであり、大切な友人だ」と強調した。上川陽子外相の頼氏への祝意に中国側が抗議したことに関し「民主的な選挙の円滑な実施に対して、これまでも祝意を表明している」と反論した。
台湾との関係について「1972年の日中共同声明を踏まえ、非政府間の実務関係として維持していくのが日本政府の一貫した立場だ」と説明。日台間の協力と交流の深化を図る考えも示した。