憲法に「韓国は敵国」明記を

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共同通信
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(朝鮮中央通信=共同)

 北朝鮮の国会に当たる最高人民会議が15日に開かれ、金正恩朝鮮労働党総書記は演説で、憲法を改正して韓国を「第1の敵国、不変の主敵」と明記すべきだと表明した。南北対話の窓口機関である祖国平和統一委員会など韓国政策を担う三つの組織を廃止することも決定した。朝鮮中央通信が16日報じた。

 金氏は演説で、朝鮮半島で戦争が起きた場合に韓国側を「完全に占領、平定」した後、自国領土として「編入する問題」についても憲法改正の重要な課題だとの認識を示した。(共同)