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共同通信
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【ダボス共同】政財界の指導者らが国際的な課題を話し合うスイスのシンクタンク、世界経済フォーラム(WEF)の年次総会(ダボス会議)が15日、スイス東部のダボスで開幕した。ロシアのウクライナ侵攻や中東情勢の緊迫化で不透明感を増す世界経済の先行きや、人工知能(AI)が社会に及ぼす影響など幅広いテーマを議論する。
15日夜に歓迎式典が催され、本格的な討論は16日に開始。開幕前日の14日には、ウクライナが提唱する和平案「平和の公式」を各国の高官級が話し合う会合が開かれた。メイン会場の近くには、ロシアによる侵攻を糾弾する施設「ウクライナ・ハウス」が設けられた。