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共同通信
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【エルサレム共同】米中央軍は15日、イスラム組織ハマスに連帯を示すイエメンの親イラン武装組織フーシ派の支配地域から対艦弾道ミサイルが発射され、マーシャル諸島船籍の米貨物船に命中したと発表した。けが人はおらず、航行を続けたという。フーシ派報道官は攻撃を認め、敵対行為を続ける米英の「全ての船舶が標的だ」と主張した。
フーシ派はイスラエル関連の船を狙うとして、紅海で商船攻撃を繰り返してきた。米英両軍は11日にフーシ派の拠点を巡航ミサイルなどで破壊。今回の攻撃は米英への報復とみられ、地域の緊張がさらに高まりそうだ。