スプレー誤噴射疑い、書類送検

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共同通信
東海道新幹線内でクマ撃退スプレーが誤噴射され、乗客搬送のため駆けつけた救急車=2023年12月2日、JR浜松駅

 静岡県警浜松中央署は16日までに、JR浜松駅に停車していた東海道新幹線内でクマ撃退スプレーを誤って噴射させ乗客にけがをさせたとして、過失傷害の疑いで、スプレーを持っていた首都圏在住の男性を書類送検した。11日付。

 書類送検容疑は昨年12月2日午後7時15分ごろ、新幹線内でスプレーを誤噴射させ、2人に軽傷を負わせた疑い。

 署によると、男性は浜松駅から乗車。リュックに入れていたスプレーのレバーに何らかの力が加わり、誤噴射された。レバーを固定する安全装置も正しく装着していなかった。

 乗客5人が目や喉の痛みを訴えた。JR東海によると、約3万9千人に影響した。