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共同通信
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【ニューヨーク共同】米金融大手6社の23年10~12月期決算が16日、出そろう。これまで発表した4社では3社の純損益が前年同期と比べ減益か赤字となった。金利上昇で貸し出しと預金の金利差である利ざやは改善したものの、シリコンバレー銀行など米地方銀行の破綻に伴い、米連邦預金保険公社(FDIC)が課した負担金が響いた。
最大手のJPモルガン・チェースは15%減の93億700万ドル(約1兆3千億円)。ウェルズ・ファーゴは前年同期比9%増の34億4600万ドル、バンク・オブ・アメリカは56%減の31億4400万ドルだった。
一方、シティグループは18億3900万ドルの赤字に転落した。