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共同通信
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上川陽子外相は16日午後(日本時間17日未明)、トルコの首都アンカラでエルドアン大統領、フィダン外相と個別に会い、ロシアの侵攻を受けるウクライナの復興支援やパレスチナ自治区ガザの人道状況改善に向けた連携を確認した。フィダン氏とは今年が外交関係樹立100年の節目となる日トルコ関係を一層発展させることで一致した。
会談後、上川氏はフィダン氏との共同記者発表で「トルコは地域の安定に極めて重要な役割を果たしている」と指摘。経済連携協定(EPA)の早期妥結に向けて協議を継続し、エネルギー、宇宙、防衛分野などで「一層幅広い協力を深めていきたい」と強調した。