東証反発、一時34年ぶり高値

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共同通信
東京株式市場の日経平均株価が3万6000円を上回ったことを表示するモニター=17日午前、東京都港区の外為どっとコム

 17日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発し、取引時間中としてバブル経済期の1990年2月以来、約34年ぶりの高値を付けた。前日終値からの上げ幅は一時500円を超え、節目の3万6000円を上回った。外国為替市場で円安ドル高が進み、輸出関連企業の業績が改善するとの期待から買い注文が膨らんだ。

 午前10時現在は前日終値比446円73銭高の3万6065円91銭。東証株価指数(TOPIX)は29.97ポイント高の2533.95。

 前日の米国市場では半導体株が値上がりした。この流れを引き継いだ17日の東京市場でも半導体関連銘柄に買い注文が集中、平均株価を押し上げた。