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共同通信
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【エルサレム、ワシントン共同】イエメンの親イラン武装組織フーシ派報道官は17日、紅海でイスラエル関連と見なす船舶への攻撃を続ける方針を重ねて示した。米国がフーシ派をテロ組織に再指定すると発表したことに反発した。米国はフーシ派への追加攻撃の可能性を示唆。パレスチナ自治区ガザの戦闘開始後、中東の緊張が高まり続けている。
フーシ派はイスラエルと米国を敵視し、ガザでイスラエル軍と戦うイスラム組織ハマスと連帯している。報道官は、米国による再指定を「何の価値もない」と批判した。
米国はトランプ政権末期の2021年1月、フーシ派をテロ組織に指定したが、バイデン政権が21年2月に解除した。