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共同通信
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核兵器禁止条約が22日で発効から3年となるのを前に、制定に尽力した非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン」(ICAN)のメリッサ・パーク事務局長(57)が18日、東京都内で日本の与野党国会議員や被爆者との討論会に出席した。「唯一の戦争被爆国である日本は、中長期的な目標としてでも条約加盟を目指すべきだ」と指摘、締約国会議へのオブザーバー参加などで議論に加わるよう呼びかけた。
「広島、長崎の悲劇が繰り返されてはならない。(核による威嚇で安全を守る)核抑止が一度でも失敗したら世界は滅びる」と指摘。核兵器に頼る安全保障からの脱却が必要だと強調した。