衝突駅で通常運行を再開 事故から約3週間

 ニュージャージー・トランジット(NJT)は17日、列車が駅舎に突っ込んだ事故で修復工事中のニュージャージー州のホーボーケン駅で、これまで運休となっていた一部列車の運行を同日再開したことを公式サイトで明らかにした。事故から約3週間後、これで事故前と同じ運行区間や本数に戻った。
 一部のホームは10日から利用できるようになっていたが、現在も2つのホームが修理中のため、利用車両の発着ホームや運行状況については、駅の案内所または公式サイトで確認する必要がある。
 NJTは事故を受け、終着駅進入時には運転席に監視役の車掌を添乗させることを新たに義務化し、安全性の向上を徹底している。