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共同通信
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パナソニックホールディングス(HD)傘下でIT事業を担うパナソニックコネクトは18日、車載部品を製造している福島工場(福島市)を2025年5月に閉鎖すると発表した。かつてはデジタルカメラやオーディオ製品の生産拠点だったが、インフラの老朽化で工場としての安全性を確保できないと判断した。
福島工場は1970年に設立。15年からは、パーソルファクトリーパートナーズ(大阪市)がパナソニックHDなどから製造を請け負う受託生産をしていた。パナソニック側とパーソル社の契約が25年に満了し、工場を閉鎖する。
福島工場では約450人の従業員が働いており、今後の雇用はパーソル社との協議になる。