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共同通信
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【パリ共同】国連世界観光機関(UNWTO)は19日、2023年の国際観光客数が前年から34%増の12億8600万人となったとの推計を発表した。新型コロナ流行前(19年)の88%の水準にまで回復。24年にはコロナ前の水準に達すると予測している。
特に回復が著しかったのは中東地域で、19年を22%上回った。欧州やアフリカ、米州もコロナ前の水準の94%、96%、90%まで戻った。アジア・太平洋地域は65%にとどまったが、UNWTOは24年は回復が進むとみている。
ポロリカシュビリ事務局長は声明で「観光業の急速な回復を如実に示し、回復は既に経済や雇用に大きな影響を与えている」としている。