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共同通信
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能登半島地震で道路が寸断され、孤立状態にあった石川県輪島市鵜入町から100キロ以上離れた同県能美市の「辰口福祉会館」に、14人が避難した。温泉施設もあり「やっと風呂に入れる」「地震の後初めてテレビを見た」。インフラが整った環境に住民はほっとした表情を見せた。
19日、大きな荷物を持った被災者が次々と施設に入った。市の職員らから説明を受け、畳やカーペットが敷かれた部屋に張られたテントに入った。昼食に配られた弁当を食べながら、久々にテレビに見入った。
被災者らによると、18日に自衛隊ヘリで集落を離れた。輪島市内の避難所で1泊し、19日に金沢市までヘリで移動し、その後バスで施設に到着した。