自民・若林議員360万円不記載

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共同通信
長野市内で記者会見し、自身が代表を務める政治団体の政治資金収支報告書の不記載問題について説明する若林健太衆院議員=20日午前

 自民党安倍派の若林健太衆院議員(長野1区)は20日、長野市内で記者会見し、自身が代表を務める政治団体「健政会」の2018~22年分の政治資金収支報告書で、計約360万円の寄付金収入が不記載だったと明らかにした。近く政治資金収支報告書を訂正する。

 説明によると健政会では派閥が開催したパーティー券の売上金の一部を派閥に納めず、手元でプールしていた。運営に使う主な口座とは別の口座で管理していたという。若林氏は事務所でのプールについて、団体の会計責任者の秘書が管理し、自身は「正直知らないことだった」と釈明した。責任は自身にあると陳謝する一方、「清和会からの事務的なミスリードがあった」とも述べた。