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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナ空軍のイグナット報道官は、同国の無人機がロシア第2の都市サンクトペテルブルクに到達したことに関し「ロシアの防空は手薄になっている。ウクライナの前線とクリミア半島では充実しているが、領内は万全ではない」と指摘した。ウクライナメディアが20日報じた。
サンクトペテルブルクはウクライナ国境から約900キロ離れている。無人機は石油ターミナルに攻撃を実施した。イグナット氏は「無人機はモスクワや他の都市の石油貯蔵施設にも届く」と話した。
英国防省は20日の戦況分析で、ロシア軍がウクライナ南部のドニエプル川西岸で苦戦しているとの見方を示した。