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共同通信
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能登半島地震で断水被害に見舞われている石川県輪島市の水道復旧に取り組む東京都水道局は22日、作業の様子を報道陣に公開した。発生から3週間ぶりに自宅の蛇口から水が流れたことを目にした住民は、涙を流して喜んだ。
この日、水道局職員は工事業者と一緒に山間部の輪島市三井町洲衛で活動。作業を終え、各世帯につながる水道管のバルブを開くと、自宅の蛇口から水が出るようになり、住民の下和雄さん(88)と妻孝子さん(81)は「うれしい」「よかったね」と声を上げた。
東京都は、5日から水道局職員延べ115人を輪島市と同県志賀町に派遣。水道管や浄水場の復旧などを担っている。