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共同通信
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架線トラブルに伴う停電の影響で、東北と上越、北陸の各新幹線の運転見合わせは23日午後も続いた。JR東日本は復旧作業を急いでいるが、運転再開まで相当な時間がかかる見込みだとしており、再開のめどは立っていない。
架線が垂れ下がって新幹線が停止したさいたま市中央区の現場付近では午後2時40分ごろ、「線路上で火災が発生した」と119番があった。作業員が感電し、搬送されたとの情報があり、JR東が確認を進めている。捜査関係者によると、爆発があり、2人が搬送されたとの情報がある。
JR東によると、停電は午前10時ごろ、東北新幹線の上野―小山間と上越・北陸新幹線の上野―熊谷間で発生。架線が垂れ下がり、運転に支障があることが判明し、一時は東北の東京―仙台間、上越の東京―新潟間、北陸の東京―長野間のいずれも上下線で運転を見合わせた。