ダイハツ、型式指定を取り消しへ

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共同通信
ダイハツ工業本社=大阪府池田市

 ダイハツ工業が自動車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請を巡り不正をしていた問題で、国交省は23日、道路運送車両法に基づきトラック3車種の指定を取り消す行政処分案について、ダイハツから意見を聞く「聴聞」の手続きを実施した。同社は出席せず「意見はございません」との陳述書を提出。処分が近く確定する。

 指定取り消しとなるのは、ダイハツ「グランマックス」と親会社のトヨタ自動車ブランドで生産する「タウンエース」、マツダブランドの「ボンゴ」。国交省によると、エアバッグの確認試験の際、タイマーで自動的に作動させる不正があった。取り消されてもユーザーが乗り続けることに法令上の問題はない。