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共同通信
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23日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比47銭円高ドル安の1ドル=147円57~59銭。ユーロは34銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円98銭~161円02銭。
日銀は同日の金融政策決定会合で大規模緩和策の維持を決定。直後にはやや円売りドル買いが進んだが、その後の記者会見で植田和男総裁が物価目標について「実現する確度は少しずつ高まっている」と発言すると、今後の政策修正を巡る思惑から、逆に円買いの動きが強まった。
市場では「総裁の発言はマイナス金利解除に向けた地ならしの印象を与えた」(外為ブローカー)との声があった。