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共同通信
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福岡空港の運営会社、福岡国際空港(福岡市)は24日から、最大4人が同時に準備した手荷物を調べられる最新型の保安検査装置「スマートレーン」の運用を国内線ターミナルで始める。来年3月までに南北二つの保安検査場で計12台を順次置き換え、混雑緩和を狙う。
同社は23日、先行導入する2台を報道陣に公開。国内営業開発課の岩本哲也課長は「繁忙期でも待たせずに案内できるようになり、省人化も期待できる」と語った。
スマートレーンは準備が整った人から検査に進む方式。エックス線CTによる立体的な解析でパソコンや飲料を取り出す必要がなく、1台当たりの処理能力は1.5倍に向上する。