共和第2戦、トランプ氏優勢

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共同通信
トランプ前米大統領(左)(ゲッティ=共同)、ヘイリー元米国連大使(ロイター=共同)

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで、第2戦ニューハンプシャー州予備選の投票が23日続いた。初戦の中西部アイオワ州党員集会で圧勝したトランプ前大統領(77)が優勢で、追うヘイリー元国連大使(52)は正念場を迎えた。即日開票され、日本時間24日に結果が判明する見通し。

 両氏は23日も支持を訴えた。トランプ氏が勝利すれば、再選を目指した現職大統領を除いてアイオワとニューハンプシャーで連勝した初の共和党候補者となる。11月の本選で民主党のバイデン大統領(81)に挑む立場に近づく。

 ヘイリー氏は、穏健派が多いニューハンプシャーで勝利か接戦に持ち込めなければ、選挙戦継続に黄信号がともる。23日、CNNテレビで「アイオワよりも良い結果を出したい」とし、敗れても大統領選から撤退しないと述べた。

 トランプ氏は勝利に自信を見せ、ヘイリー氏が撤退するかどうかは「関係ない。彼女の好きなようにやればいい」と記者団に語った。