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共同通信
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【マニラ共同】フィリピン軍当局筋は24日までに、南シナ海のアユンギン礁の軍拠点に対し、異例の空輸による物資補給を行ったと明らかにした。同礁の権益を主張する中国船団が昨年12月、フィリピンの補給船団を衝突や放水砲で妨害したため補給船が損傷し、修理のため海上補給の延期に追い込まれていた。
軍当局筋は23日、海軍機1機を21日に派遣して物資を軍拠点付近に投下し、駐留する兵士がゴムボートを使って拾い上げたと説明した。ただ、届けた物資は少量で「1~2週間分」しかないという。中国側の妨害が激化する中、多くの物資を運べる次の海上補給がいつ実現するのかが焦点となっている。