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共同通信
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【北京共同】中国人民銀行(中央銀行)の潘功勝総裁は24日、記者会見し、金融機関から強制的に預金の一定割合を預かる預金準備率を2月5日に0.5%引き下げると発表した。引き下げは昨年9月以来で、追加の金融緩和で減速する景気をてこ入れする。
中国経済は不動産不況の長期化を背景に成長鈍化とデフレの懸念が強まっている。
預金準備率の引き下げで銀行の手元資金を増やし、企業などへの融資を後押しし、設備投資の促進を図る。潘氏は今回の準備率の引き下げで、市場に約1兆元(約20兆6千億円)の資金を供給すると述べた。
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