トランプ氏、共和党指名争い連勝

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共同通信
トランプ氏(ゲッティ=共同)

 【マンチェスター(米東部ニューハンプシャー州)共同】11月の米大統領選の共和党候補指名争いで第2戦のニューハンプシャー州予備選が23日実施された。米主要メディアによると、トランプ前大統領(77)がヘイリー元国連大使(52)との一騎打ちを制し、初戦の中西部アイオワ州党員集会に続き連勝を果たした。ヘイリー氏は瀬戸際に追い込まれたものの、撤退は否定した。

 トランプ氏は、再選を目指した現職大統領を除いてアイオワとニューハンプシャーで連勝した初の共和党候補者となった。11月の本選で民主党のバイデン大統領(81)に挑む立場に大きく近づいた。

 ヘイリー氏は23日、支持者を前に敗北を認めた上で「ニューハンプシャーが最後ではない。戦いは終わりにはほど遠い」と述べ、選挙戦継続を表明した。

 AP通信の集計によると、開票率32%の時点での得票率はトランプ氏が53.9%、ヘイリー氏は45.1%。約20ポイント差がついていた事前の世論調査に比べ、2人の差は縮まった。多くの無党派層がヘイリー氏に投票したとみられる。

23日、米ニューハンプシャー州予備選の集会で演説するヘイリー元国連大使=同州コンコード(ゲッティ=共同)