737MAXの生産拡大認めず

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共同通信
ボーイングの737MAX=2022年7月、英ファンボロー(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米連邦航空局(FAA)は24日、米アラスカ航空の機体の一部が吹き飛んだ事故を巡り、機体を製造した米ボーイング社に対し、品質管理に問題がないと確認できるまで小型機「737」(MAXシリーズ)の生産拡大を認めないことを通知したと発表した。

 FAAのウィテカー局長は声明で「ボーイング社からの生産拡大の要求や、生産ライン増設の承認には応じない」と強調した。

 事故は今月5日に発生。アラスカ航空が運航するMAXシリーズ「737―9」で、飛行中に非常口をふさぐ窓付きの「ドアプラグ」が吹き飛ぶ事故が起きた。