Published by
共同通信
共同通信
米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は25日、イラン南東部で今月上旬に約90人が犠牲となった自爆テロを米国が事前に察知し、イランに情報提供して警告していたと報じた。テロ後に過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出していた。
米国はアフガニスタンに拠点を置くIS系勢力「ISホラサン州」の犯行とみている。米政府関係者は、具体的な犯行場所もイランに伝えており、テロを阻止できた可能性があるとしている。
テロはイラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官の追悼式会場近くで起きた。ソレイマニ氏は2020年、イラクで米軍に殺害された。