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共同通信
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【エルサレム共同】複数の米欧メディアは25日、パレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、米中央情報局(CIA)のバーンズ長官とイスラエル対外特務機関モサドのバルネア長官らが近く欧州で協議すると伝えた。イスラム組織ハマスに拘束された人質の解放やガザの戦闘休止に関して交渉するという。実際に協議が開かれれば、合意の有無が焦点となる。
報道によると、仲介役を務めるカタールのムハンマド首相兼外相とエジプト総合情報庁のカメル長官も同席する。今週末に協議が開かれるとするメディアもある。
ハマスは人質解放の条件としてイスラエル軍のガザ撤退と恒久停戦を要求。イスラエルは人質全員の解放を求める一方で戦闘終結には応じない構えで、隔たりがあると伝えられている。
イスラエルとハマスはカタールなどの仲介で昨年11月24日から1週間、戦闘を休止した。ハマスはその間に人質の女性や子どもら105人を解放したが、依然100人以上を拘束しているとみられる。