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共同通信
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【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は25日、ロシア西部ベルゴロド州で起きたロシア軍の大型輸送機墜落を協議する緊急公開会合を開いた。会合を要請したロシアは、ウクライナのミサイルによる「捕虜を乗せた輸送機への計画的な撃墜で犯罪だ」と批判した。ウクライナは関与の有無は明言せず、捕虜の安全確保はロシアに責任があると強調。双方の主張は平行線をたどった。
24日に墜落した輸送機について、ロシア国防省はウクライナの捕虜65人を含め乗っていた74人全員が死亡したと発表。ウクライナは、本当に捕虜が乗っていたかどうかや墜落の原因などは「国際的調査」で明らかにすべきだと訴えている。