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共同通信
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自民党の青木一彦参院議員(鳥取・島根選挙区)は26日、所属する茂木派(平成研究会)を退会する意向を表明した。父親は「参院のドン」と呼ばれた故青木幹雄元官房長官。国会内で記者団の取材に応じた。理由について、自民の政治資金パーティー裏金事件で派閥への批判が高まる中、「けじめをつけたい」と周囲に話しているという。
26日午後、地元の松江市で会見する。
茂木派を巡っては、小渕優子選対委員長が25日に退会意向を表明した。
幹雄氏は故竹下登元首相の秘書で小渕氏の父、小渕恵三元首相を官房長官として支えた。優子氏に目をかけ、後ろ盾となっていた。平成研は、竹下氏が創設した経世会の流れをくむ。