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共同通信
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ダイハツ工業が自動車の大量生産に必要な「型式指定」の認証申請を巡り不正をしていた問題で、国土交通省は26日、道路運送車両法に基づき3車種の指定を取り消す行政処分を出した。トラックタイプのダイハツ「グランマックス」と親会社のトヨタ自動車ブランドで生産する「タウンエース」、マツダブランドの「ボンゴ」が対象。
国交省によると、エアバッグの確認試験の際、タイマーで自動的に作動させる不正があった。取り消されてもユーザーが乗り続けることに法令上の問題はなく、ダイハツは社内検査で安全性を確認したとしている。
ダイハツを巡っては第三者委員会が昨年12月、不正があったとの報告書を公表した。