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共同通信
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自民党安倍派(清和政策研究会)の政治資金パーティー裏金事件で松野博一前官房長官は26日、国会内で記者会見し「大きな政治不信を招き、おわびする」と陳謝した。「自民党でしっかりと議員活動を行っていきたい」と述べ、離党や議員辞職は否定した。
今月19日、政治資金収支報告書に記載しなかった派閥からの還流分は2018年からの5年間で計1051万円だったと文書で明らかにしている。
松野氏は問題発覚後の昨年12月「政治に対する信頼が揺らいでいる」などとして辞表を提出。後任の官房長官には岸田派の林芳正前外相が就いた。