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共同通信
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自民党の高木毅前国対委員長は27日、福井県敦賀市で記者会見し、事務総長を務める安倍派の政治資金パーティー裏金事件への関与を改めて否定し、離党や議員辞職する考えがないと強調。「多大なる政治不信を招くことになり、深くおわび申し上げる」と陳謝した。
高木氏は会見で、パーティー券販売ノルマ超過分の議員への還流再開を決めたとされる2022年夏に開かれた派閥幹部の協議への出席を否定し「再び還付するようになった経緯に全く関係していないので分からない」と訴えた。
高木氏によると、自身が代表の政治団体「21世紀政策研究会」で、18~22年分の政治資金収支報告書への記載漏れが1019万円あった。