避難先「車中泊」の回答93件

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共同通信
地震による石川県の被害状況(27日午後2時現在)

 石川県は27日、能登半島地震後、避難所以外で暮らす被災者を支援するため設けた窓口に、避難先を「車中泊」とした回答が93件あったと発表した。馳浩知事は「見守り活動をしながら支援の提供につなげたい。把握は災害関連死を防ぐ上でも必要だ」と語った。

 県は19日に専用窓口を設けて居場所などの情報を登録するよう呼びかけを開始。26日時点でLINEや電話で6246件が登録、うち親戚宅などが3677件、自宅が2391件だった。

 今月中の仮設住宅建設着工が目標の千戸を超え、1136戸の見通しとなったことも明らかにした。

 また住宅の被害が新たに964棟確認され、4万3380棟になったと公表した。