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共同通信
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爆発物取締罰則違反容疑で指名手配されていた過激派「東アジア反日武装戦線」のメンバー桐島聡容疑者(70)を名乗る男が死亡したことを受け、入院先の神奈川県鎌倉市の病院前は29日、多くの報道陣が集まるなど騒然とした雰囲気に。まだ本人と判明したわけではないが、通行人らからは「事件の経緯を知る機会が失われてしまった」との声が聞かれた。
1974年の三菱重工ビル爆破事件で知人がけがをしたという無職の男性(73)は「事件当時は目的は何だったのだろうと思った。最後は正直に話したかったのか」。
介護施設で暮らす女性(88)は「知りたいことがたくさんある。少しでも警察に話をしてくれていたら」と望んだ。