クッキーでアレルギー反応、死亡
ピーナッツ入りの表示漏れ
ピーナッツアレルギーを持つニューヨーク市のプロのダンサーが11日、人気スーパーマーケット「スチュー・レオナーズ(SL)」が販売する、原材料にピーナッツが使用されたクッキーを誤って食べ、重度のアレルギー反応を起こし死亡した。
英マンチェスター出身のオーラ・バクセンデールさん(25)は同日、コネチカット州で開かれていたパーティーで、ロングアイランドのベーカリー「クッキー・ユナイテッド(CU)」のバニラ・フロランティン・クッキーを食べ、アナフィラキーショックを起こし死亡した。バクセンデールさんはピーナッツアレルギーだったが、クッキーの包装には、ピーナッツが含まれていることが明記されていなかった。
SLは、CUから、クッキーの原材料の変更を知らされていなかったと主張。一方、CUは、7月に原材料の変更を知らせたとし、SLがクッキーを自社ブランドのパッケージに入れ替えた際、ピーナッツが含まれているのを適切に表示しなかったと指摘。週内では、ダンベリーとニューイントンの店舗だけで販売されていたとしている。SLは23日、商品のリコールを発表。州消費者保護局と協力し、2023年11月6日~12月31日に、両店舗で販売されたバニラとチョコレートのフロランティン・クッキーを回収する。(25日、ニューヨークポスト)
→ニューヨークの最新ニュース一覧はこちら←