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共同通信
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岸田文雄首相の施政方針演説に対する各党代表質問が31日午後、衆院本会議で始まった。自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件が最大の論点。立憲民主党の泉健太代表は実態解明に向け、自民の全所属議員調査と関与した議員の辞職を要求。能登半島地震の被災者支援の拡充も呼びかけた。
裏金事件を巡り、4野党が自民に申し入れた2月5日までの裏金受領議員リストの国会提出に応じるかどうか追及。安倍、二階両派幹部らを政治倫理審査会に出席させ、問題があれば離党勧告や除名処分をすべきだと迫った。議員が連帯責任を負う連座制導入や、政策活動費の廃止、政治資金パーティーと企業・団体献金の全面禁止を提起した。