東京円、146円台後半

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共同通信

 1日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台後半で取引された。

 午前10時現在は前日比91銭円高ドル安の1ドル=146円74~75銭。ユーロは1円11銭円高ユーロ安の1ユーロ=158円58~65銭。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が前日に開いた記者会見などを受けて利下げ局面が意識され、米長期金利が低下。日米金利差が将来的に縮小するとの見方から、ドル売り円買いが優勢となった。

 市場では「パウエル氏の会見に加え、米国の雇用関連の経済指標が軟調だったこともあり、5月の利下げを織り込み始めている」(外為ブローカー)との声があった。