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共同通信
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自民党安倍派の政治資金パーティーを巡り、埼玉県連会長の柴山昌彦衆院議員(埼玉8区)が1日、さいたま市で記者会見し、自身の収支報告書への不記載額が計896万円だったと明らかにした。「誠に遺憾で、率直におわび申し上げる」と述べた。
1月31日夜、県連幹事長に会長辞任を申し出たが「県連側で協議する」と返答があったことも明らかにした。
柴山氏は2014年ごろ、派閥からの還流分を掲載しないよう指示を受け、秘書が預かり金として保管していたと説明。「ノルマ超過分は確認しておらず、報告も受けていなかった。本来は自身で確認し、適切な対応を指示すべきだった」と話した。